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かんなみ猫おどり

8月21日開催の「第23回かんなみ猫おどり」
無事に終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

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「絶対少年」をみんなの力で地上波再放送させよう!

詳しくはこちら(PDFファイル)

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レポート かしわやさん毎年猫おどりのレポートを掲載されている「かしわやさん」のホームページから、過去の猫おどりの様子をご覧いただけます。
かんなみ猫おどり 2010年8月21日(土)
今年も開催!かんなみ猫おどり「猫じゃ2コンテスト」2010年8月21日(土)
多数の参加申込ありがとうございました。
募集枠に達しましたので締め切りいたしました。
開催日 平成22年8月21日(土) ※雨天の場合は、8月22日(日)に順延いたします。
会場 函南町肥田簡易グラウンド(地図を見る
駐車場 一般の方の駐車場はありません。
JR函南駅、伊豆仁田駅、函南町役場からの随時運行する無料シャトルバス等をご利用ください。(無料シャトルバス詳細はこちら【PDF】
※函南町役場の駐車場はご利用いただけますが、数に限りがありますのでご注意ください。
問い合わせ かんなみ猫おどり・猫じゃ2コンテスト事務局
静岡県田方郡函南町仁田68−2 (担当:山岸)
電話:055−978−3995 ※メールでのお問い合わせはこちら
レポート かしわやさん毎年猫おどりのレポートを掲載されている「かしわやさん」のホームページから、過去の猫おどりの様子をご覧いただけます。

大きな地図を見る

猫おどりのいわれ

むかし、天保のころの話です。ある、あたたかな春の夜のことでありました。
軽井沢の藤蔵さんは、隣村の田代に行き、夜、ふけて家へもどって来ました。村ざかいの寂しい竹林のところまで来ると、藪の中からみょうな話し声がきこえてきました。こんな夜ふけに、だれだろうかと、足をとめて耳をたてていると、たしかに、いく人かの声がするのでした。

「どうだ、みんな集まったかい?」
「いや、まだ上の白が来てないぜ」
「白のやつ、いつもは早いくせに、今夜にかぎってどうしたずら?」
と話し合っているのでした。
そんな時、ガサガサと誰かの歩く音がすると、

「やっと、上の白が来たぜ」
という声がききとれました。

「なんだよ、こんなにおそくなって、お前が来ないばっかりに、踊りがはじめられないじゃないか」
と、親分らしい者の声がしました。そして、

「○○屋の”トラ”、××やの”三毛”、△の”くろ”、□屋の”ぶち”、☆屋の”玉”」
と、たしかめるように叫びました。

「みんなそろったようだ、ぼちぼちはじめるか」 
というと、ほかの者が、

「白やい、今夜はお前が笛を吹けよ!」
というのでした。すると、

「今夜はおれはだめだ、笛はふけないよ」
「どうしてだ!」
「おれは今夜、夕飯に、熱い”おじや”を食わされ、舌をやけどしてしまったよ」
などと、やりとりをしていました。
しばらくすると、親分らしい者が、

「しかたがない、それでは今夜は踊りはできねえ、お開きにしよう」
というのでした。
ほかのものも、しかたなく、

「そうしよう、そうしよう」
と、みなガサガサ音をたてて、どこへともなく行ってしまいました。

このようすを、きき耳をたてて聞いてしまった藤蔵さんは、”おかしなこともあるものだ?”とおもいながら歩き出しました。”それにしても、もの好きな人もあったもんじゃ、藪の中で笛を吹いて踊っているなど聞いたこともない。それに、白、ぶち、くろ、三毛、玉なんて、みんな猫の名前だ”と、あらためて思いなおしました。藤蔵さんは、おそろしくなり、急いで家に帰ると、かみさんに聞くのでした。

「猫の白に今夜は何を食わしたな?」
「なんにもなかったもんで、残りの”おじや”をくれました」

かみさんの返事に、藤蔵さんはびっくりして、村ざかいでの出来ごとを話したのでした。かみさんも”とんだ、化猫を飼ってしまった!”と思うのでした。こうなっては、なんとかうまく化猫を追いはらう方法はないかと、相談するのでした。あれこれ考えたすえ、かみさんが、

「あんた、いい方法がありますよ!」
「どんな方法だ?」
「それは、あんたが村ざかいで聞いた猫の話が本当なら、白は人間のことばがわかるはずです・・・。あんたが、よく話をすれば、きっと、話を聞きわけてどこかに行くにちがいありませんよ」
と、いうのでした。
藤蔵さんは、しかたなく、あしたにでもなったら話してみることにしました。

あくる日、囲炉裏のわきにうずくまっている白を捕まえて、藤蔵さんは話しました。

「白よ、お前はなあ、どうも人間のことばがわかるらしいのでいうのだが、うちでお前を飼っているのは、踊りをおどったり、夜ふけに笛を吹いたりするために、飼っているのではないぞ!もし、お前がそんなことをしているのなら、うちで飼っておくわけにはいかない。どこかへ行ってくれないか」

すると、その日の夕方から白の姿はどこにも見えなくなりました・・・。

★『化けそこなった動物たち』より

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